ラーニングフルエイジング プロジェクト - 高齢化社会に向けた学びの可能性

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【参加者募集】10月14日(金)第10回ブックカフェテラチ「花鳥画と博物学」

151115.テラチ_FBヘッダー

“テラチ”は月に1度だけ開店する見世(みせ)です。

当店では毎月1冊の本を選び

・ゲストによる講義

・参加者同士の談義

の2つのプログラムをご用意しております。

講義と談義は、本の面白さを存分に味わって頂くための企画です。

1冊の書籍から生まれる会話をお楽しみ下さい。

■今月のテーマ

花鳥画と博物学

■種書

江戸の花鳥画 博物学をめぐる文化とその表象』(今橋理子 著 スカイドア 1995

■語り手

鎌田純子先生帝京大学文学部史学科 講師

■企画趣旨

江戸時代、儒学者や医師、本草学者の間で博物学が大流行しました。その動向はやがて公家や大名たちにも広がり庶民階級も巻き込んでいきました。彼らは博物図鑑の制作や珍品・奇品を見せ合う会に余暇を使いました。
こうした博物学ブームは当時の絵画にどのような影響を与えたのでしょうか。
近世絵画史をご専門の鎌田純子先生をお招きし、花鳥画と博物学の相関関係をご解説頂きます。博物学の隆盛と江戸絵画の変遷という2つ歴史を重ねることで見える世界をお楽しみください。

■営業日

10月14日(金)
16:30〜18:00 営業

■お客様

15名

■料金

無料

■場所

帝京大学八王子キャンパス ソラティオスクエア 3階 アカデミックラウンジ

■アクセス

京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」からバス(桜87)で13分
京王線「高幡不動駅」からバス(高23)で10分
京王相模原線「京王多摩センター駅」からバス(多4)で14分
小田急多摩線「小田急多摩センター駅」からバス(多4)で14分
京王バス「帝京大学構内」停留所すぐ

■申し込み方法

件名に「第10回ブックカフェテラチ 参加申し込み」と記入し「お名前、ご住所、ご所属」を

bookcafe.terachi◎gmail.com

にお送りください。
(◎を@に変えてお送りください)


【店長】

山田 淳史(慶應義塾大学大学 院政策・メディア研究科修士課程1年

 

【協力】

本ワークショップは、<ラーニングフルエイジング>プロジェクト(代表:森 玲奈)の一環として開催します。

フライヤ(PDF)をダウンロード

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【参加者募集】6月24日(金)第8回ブックカフェテラチ「コミュニティってなんだろう」

151115.テラチ_FBヘッダー

“テラチ”は月に1度だけ開店する見世(みせ)です。

当店では毎月1冊の本を選び

・ゲストによる講義

・参加者同士の談義

の2つのプログラムをご用意しております。

講義と談義は、本の面白さを存分に味わって頂くための企画です。

1冊の書籍から生まれる会話をお楽しみ下さい。

■今月のテーマ

コミュニティってなんだろう

■種書

ネットワーク、近隣、コミュニティ』(Barry Wellman/Barry Leighton著 1979

■語り手

森玲奈先生(帝京大学高等教育開発センター 講師

■企画趣旨

「コミュニティの潜在力」が注目を集めるにつれて医療・保険・教育・経済・犯罪など様々な切り口からコミュニティが語られるようになりました。しかしその言葉の説明に私たちはたびたび苦戦しているのではないでしょうか。

なぜならコミュニティの捉え方は、時代や場所、立場によって変化するからです。それでは高齢化や情報化の進行する現代日本においてコミュニティはどのように捉え直すことができるでしょうか。学習環境デザインがご専門の森先生をお招きし、皆様と一緒に、様々な視座から談議していきたいと考えています。

■営業日

6月24日(金)
18:15〜19:45 営業

■お客様

15名

■料金

無料

■場所

帝京大学八王子キャンパス ソラティオスクエア3F アカデミックラウンジ
22階建の新校舎が目印です

■アクセス

京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」からバス(桜87)で13分
京王線「高幡不動駅」からバス(高23)で10分
京王相模原線「京王多摩センター駅」からバス(多4)で14分
小田急多摩線「小田急多摩センター駅」からバス(多4)で14分
京王バス「帝京大学構内」停留所すぐ

■申し込み方法

件名に「第8回ブックカフェテラチ 参加申し込み」と記入し「お名前、ご住所、ご所属」を

bookcafe.terachi◎gmail.com

にお送りください。
(◎を@に変えてお送りください)


【店長】

山田 淳史(慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程1年

 

【協力】

本ワークショップは、<ラーニングフルエイジング>プロジェクト(代表:森 玲奈 帝京大学 高等教育開発センター講師)の一環として開催します。

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【参加者募集】5月23日(月)第7回ブックカフェテラチ「戦後と向き合う」

151115.テラチ_FBヘッダー“テラチ”は月に1度だけ開店する見世(みせ)です。

当店では毎月1冊の本を選び

・ゲストによる講義

・参加者同士の談義

の2つのプログラムをご用意しております。

講義と談義は、本の面白さを存分に味わって頂くための企画です。

1冊の書籍から生まれる会話をお楽しみ下さい。

■今月のテーマ

戦後と向き合う

■種書

海外戦没者の戦後史 遺骨帰還と慰霊』(浜井和史著 吉川弘文館 2014

■語り手

浜井和史先生(帝京大学総合教育センター 講師

■企画趣旨

戦後70年、戦争は遠い昔の出来事となり、中には忘れ去られてしまったことが多くあります。

たとえば「空の遺骨箱」は戦没者の遺骨を戦地にて回収できなかった際に、軍部から遺族に届けられたものです。遺骨の代わりに霊璽、遺髪や遺爪、戦場の砂や土などが収められた空の遺骨箱が届けられ戸惑いを隠せない遺族に、政府はどう向き合い遺骨収集や現地慰霊を行ってきたのでしょうか。

今回は戦後史を研究されている浜井和史先生をお招きし、戦後処理の実態をお話頂きます。

■営業日

5月23日(月)
18:15〜19:45 営業

■お客様

15名

■料金

無料

■場所

帝京大学八王子キャンパス ソラティオスクエア3F アカデミックラウンジ
22階建の新校舎が目印です

■アクセス

京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」からバス(桜87)で13分
京王線「高幡不動駅」からバス(高23)で10分
京王相模原線「京王多摩センター駅」からバス(多4)で14分
小田急多摩線「小田急多摩センター駅」からバス(多4)で14分
京王バス「帝京大学構内」停留所すぐ

■申し込み方法

件名に「第7回ブックカフェテラチ 参加申し込み」と記入し「お名前、ご住所、ご所属」を

bookcafe.terachi◎gmail.com

にお送りください。
(◎を@に変えてお送りください)


【店長】

山田 淳史(慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程1年

 

【協力】

本ワークショップは、JST-RISTEX 「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域平成27年度採択プロジェクト企画調査「多世代で共に創る学習プログラム開発の検討」(研究代表者:森 玲奈 帝京大学 高等教育開発センター 講師)の一環として開催します。

フライヤ(PDF)をダウンロード

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【参加者募集】第3回百草すこやかカフェ「ふれあい共想法体験ワークショップ」

CIMG5351共想法写真を撮って会話を楽しみながら、認知機能を多面的に活用する方法「共想法」を体験するワークショップです。

共想法は、高齢者が、認知機能を使わないことによって引き起こされる機能低下を防ぎ、認知症にならないために、どんなことを話そうか意識して計画して考える、最近の体験を意識して話題にする、会話をするときも注意を切り替えながら話す、話しながら聞くといった会話を手法化したものです。

参加者は、テーマに沿った写真を撮影し、持ち時間以内に、撮影した写真を使って互いの体験について語り合います。世代の異なる人同士が世代を超えてコミュニケーションする手法としても活用されています。


ふれあい共想法体験ワークショップ

■日時:3月2日(水)16:00-18:00

■場所:百草ふれあいサロン

東京都日野市百草999番地 百草団地ショッピングセンター内

■アクセス:京王バス「百草センター」停留所すぐ

(京王線「高幡不動駅」からバス高22「聖蹟桜ヶ丘駅行」or 高23「帝京大学構内行」で約7分)南口方面にある1番乗り場から乗車

■ファシリテーター:大武美保子(おおたけ・みほこ)

千葉大学大学院工学研究科人工システム科学専攻 准教授

1998年東京大学工学部卒業、2003年東京大学大学院工学系研究科修了、博士(工学)。東京大学特任助手、講師、助教授、准教授を 経て、2012年より現職。認知症の祖母との会話をきっかけに、双方向会話による認知症予防研究に取り組む。2008年、市民と産官学が連携する研究拠点 としてNPO法人ほのぼの研究所を設立、代表理事・所長を務める。主著は、『介護に役立つ共想法』(中央法規出版、2012)。

参加費:無料

■対象:興味のある方どなたでも!

■応募締め切り:2月17日(水)まで

お申込み方法:

1. 件名に「ふれあい共想法体験ワークショップ」参加希望と明記

2. 本文中に「氏名(ふりがな)・年齢・連絡先・所属」を記入

3. テーマ「断捨離(これを機に捨てたもの)」に合わせた写真を1枚撮影して頂き、その写真データを添付

learningful.ageing◎gmail.com

までご連絡ください。(◎を@に変えてお送りください)

※ 今回のイベントは事前申し込みと事前課題への取り組み(写真データ撮影)、会話データ分析研究への同意が必須となりますので、ご了承ください。

第3回百草すこやかカフェのフライヤ


本ワークショップは、JST-RISTEX「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域平成27年度採択プロジェクト企画調査「多世代で共に創る学習プログラム開発の検討」(研究代表者:森 玲奈 帝京大学 高等教育開発センター講師)の一環として開催します。

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【参加者募集】2月24日(水)「セルフポートレートワークショップ」

12633269_1158705207482609_1569988668_o写真家の栗原論さんをゲストにむかえて、自分のタイミングでシャッターをきるセルフポートレートとプロが撮影するポートレートの撮影会を行います。

自分を客観的に見ると新しい発見があるもの。1人やグループで撮ったりしながら、色々な視点から撮影した写真を見比べて、みんなでセルフポートレートを楽しみましょう。


セルフポートレートワークショップ

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■日時:2016年2月24日(水)14時~16時

■場所:帝京大学八王子キャンパス ソラティオスクエア3階アカデミックラウンジ

*22階建ての建物が、目印となります。

キャンパスマップ http://www.teikyo-u.ac.jp/hachioji/ssc/map/

■ゲスト:栗原論(くりはら・おさむ)

1981年京都市生まれ。東京工芸大学芸術学部写真学科卒業。2010年 写真家四人で4×5 (SHI NO GO)を立ち上げる。エディトリアル、広告、CDジャケットなど多岐にわたって活動中。スナップショットの集積が生み出す運動性に興味を持ち続け、制作を続ける。

■ファシリテーター:大西景子(おおにし・けいこ)

英国ノッティンガムトレント大学より武蔵野美術大学芸術文学科に編入。卒業後、国立西洋美術館にて対話式鑑賞法の研究、鑑賞補助ツール”びじゅつーる”開発に携わる。株式会社CSKホールディングスに入社。こどもを対象としたワークショップ、キットの開発を行う。独立後、2008年SODA design researchを設立。イベント企画、ワークショップデザイン、ラーニングキット開発に関わりながら箱のお店のBOX&NEEDLEをオープンさせる。

■参加費:無料

■お申込み方法:お名前・ご連絡先・所属と「セルフポートレートワークショップ」参加希望と明記して頂き、

learningful.ageing◎gmail.com

までご連絡ください。

(◎を@に変えてお送りください)

■アクセス:

京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」からバス(桜87)で13分

京王線「高幡不動駅」からバス(高23)で10分

京王相模原「京王多摩センター駅」/小田急多摩線「小田急多摩センター駅」からバス(多4)で14分

https://www.teikyo-u.ac.jp/access/hachioji.html


本ワークショップは、JST-RISTEX「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域 平成27年度採択プロジェクト企画調査「多世代で共に創る学習プログラム開発の検討」(研究代表者:森 玲奈 帝京大学高等教育開発センター 講師)の一環として開催します。

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【参加者募集】2月13日(土)ワークショップ「お話をつくるお茶の会」

夢の中で見たありえないような世界、昔誰かと話しながら大笑いした話、はっとひらめいた自分でも驚くようなストーリー
 
みんなそれぞれに自分の中に眠るお話をもっているのではないでしょうか。そんなたくさんのお話を組み合わせれば、思いもつかなかった特別なストーリーや世界が生まれるはず…!
そんなみなさんのお話を共有しながら掛け合わせていくのが今回のワークショップです。想像すること、笑うこと、生み出すこと、そんなことを一緒に楽しみたいと思っていますのでお気軽にご参加下さい。

お話をつくるお茶の会

 
■概要:
お題についてみなさんと語り合いながらお話をつくります。そしてお話の世界を紙素材を使いながら上演します。
 
■日時:
2016年2月13日(土)15時から16時半まで
 
■場所:
百草ふれあいサロン
東京都日野市百草999番地 百草団地ショッピングセンター内
京王バス「百草センター」停留所すぐ
(京王線「高幡不動駅」からバス(高23)で約5分)
 
■ファシリテーター:
 
■参加費:無料
 
■対象:興味のある方どなたでも!
 
■お申込み方法:
お名前・ご連絡先・所属と「お話をつくるお茶の会」参加希望と明記して頂き、
learningful.ageing◎gmail.com
までご連絡ください。
(◎を@に変えてお送りください)

本ワークショップは、JST-RISTEX「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域 平成27年度採択プロジェクト企画調査「多世代で共に創る学習プログラム開発の検討」(研究代表者:森 玲奈 帝京大学高等教育開発センター 講師)の一環として開催します。

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【参加者募集】2月15日(月)第5回ブックカフェテラチ「まなびの進化と深化」

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“テラチ”は月に1度だけ開店する見世(みせ)です。

当店では毎月1冊の本を選び

・ゲストによる講義

・参加者同士の談義

の2つのプログラムをご用意しております。

講義と談義は、本の面白さを存分に味わって頂くための企画です。

1冊の書籍から生まれる会話をお楽しみ下さい。

■今月のテーマ

まなびの進化と深化

■種書

ディープ・アクティブラーニング』(松下佳代編著 勁草書房 2015

■語り手

大川内隆朗先生帝京大学 総合教育センター 講師・学習支援システム専攻

■料理

大塩あゆみさん(あゆみ食堂 店主)

■企画趣旨

日本ではIT技術の進歩とともに、学習の転換が図られています。能動的な学習を推奨すべく、教育現場にはアクティブラーニングが導入されましたが、新しい課題も見つかりました。主体的であることに傾倒しすぎるあまり、そこには「深さ」という視点が欠けていたのではないでしょうか。今回は大川内隆朗先生をお招きし、理論と事例を交えて最新の学習手法「ディープ・アクティブラーニング」について熟考します。

懐かしくも新しい美味しさに充ち溢れるあゆみ食堂の手料理もご一緒にお愉しみください。

■営業日

2月15日(月)

12:30〜15:30 営業

■お客様

20名

(ランチに限りがございますので事前申込みをお願い致します)

■料金

無料

■場所

百草ふれあいサロン

東京都日野市百草999百草団地ショッピングセンター内

■アクセス

京王線「高幡不動駅」からバス(高23)で約5分

京王バス「百草センター」停留所すぐ

■申し込み方法

件名に「第5回ブックカフェテラチ 参加申し込み」と記入し「お名前、ご住所、ご所属」を

bookcafe.terachi◎gmail.com

2月9日(火)までにお送りください。

(◎を@に変えてお送りください)


【店長】

山田 淳史(帝京大学文学部日本文化学科4年生)

【監修】

佐藤 宏樹(ワークショップデザイナー/青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム17期修了)

【協力】

本ワークショップは、JST-RISTEX 「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域平成27年度採択プロジェクト企画調査「多世代で共に創る学習プログラム開発の検討」(研究代表者:森 玲奈 帝京大学 高等教育開発センター 講師)の一環として開催します。

第5回ブックカフェテラチフライヤ(PDF)

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【参加者募集】2月5日(金)開催「都心から離れて、みらいの住まい方を考える」

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ぼーっと電車で移動している時間、そういったときに本を読んだり、考えごとをすると、いつもとアイデアが出てくるときってありますよね。普段なら行かないようなところで、これからのみらいの住まい方を語らうのもきっと楽しいはず。いつもとは違う場所、アイデア、みらい。そんなワークショップを開催します。

舞台は建設から50年ほどたった百草団地。コミュニティの高齢化が進み、都心から離れてるのもあって、以前より空室がでてくるようになりました。今回のワークショップでは、訪れたあなたと地域住民の方で、ともに時間を共有し、アイデアを出したり、楽しく話しあったりして、みらいの住まい方について模索していきます。

ゲストには、ブラタモリ出演や(株)ゼンリンのアドバイザーも務める地理の専門家の今和泉隆行さんをお招きしております。どうぞお気軽にご参加下さい。

 

■こんな方におすすめです。

・いつもとは違ったことを考えたい方

・みらいの住居のあり方について興味がある方

・これからのコミュニティのヒントが欲しい方

・世代を超えたかかわり合いに豊かさを感じる方

・建造物としての団地に触れてみたい方

 

■概要

日時:2016年2月5日(金)13時30分から15時まで

 

場所:百草ふれあいサロン

東京都日野市百草999番地 百草団地ショッピングセンター内 

京王バス「百草センター」停留所すぐ 

(京王線「高幡不動駅」からバス(高23)で約5分)

 

対象:ご興味ある方どなたでも

 

ゲスト:今和泉隆行(地理人研究所)

 

運営:NPO法人みらい創造舎

 

■お申込み(参加費無料・先着順)

http://goo.gl/forms/qh3NGcebEA

 

■ゲストプロフィール

今和泉隆行(地理人)

1985年鹿児島県生まれ、生後すぐに横浜市へ、1990年からは東京都日野市で過ごす。 7歳の頃から空想地図(実在しない都市の地図)を描き、小学生のときから、都市地図や統計、郷土資料に興味を持つようになる。2004年、専修大学(環境地理学専攻)入学。その後、編入学を経て、2009年に埼玉大学経済学部(住民協働のまちづくり)卒業。大学生時代に47都道府県300都市を回り、その後IT企業勤務、DTPデザイン・オペレーターを経て、2013年より個人事業。

テレビ番組やゲームの地理監修・地図作成、記事執筆、大学での授業設計補助、講演、ワークショップ企画を経て、2015年に個人事業を継承する形で、株式会社地理人研究所を設立。(株)ゼンリン アドバイザー、日経ビジネスオンラインライター。

地理人研究所

 

■運営

NPO法人みらい創造舎

 

■お問い合わせ

info◎toward-the-future.org (みらい創造舎事務局)

(◎を@に変えてお送りください)


本ワークショップは、JST-RISTEX「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域 平成27年度採択プロジェクト企画調査「多世代で共に創る学習プログラム開発の検討」(研究代表者:森 玲奈 帝京大学高等教育開発センター 講師)の一環として開催します。

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【参加者募集】第2回百草すこやかカフェ「くすりとの賢いつきあい方」

第2回百草すこやかカフェ「くすりとの賢いつきあい方」を開催します。
百草すこやかカフェは、百草に集う市民の方と医療の専門家や研究者が、お茶を飲みながら、気軽に楽しく健康のことについて話を聞いたり、考えたりする学びの場です。
『くすりとの賢いつきあい方』
「お医者さんの前だと聞きたいことが聞けないんだよな」
「薬局って薬をくれるだけの場所だよな」
みなさんにとって、近いようで遠い医者や薬剤師。
そこで、「くすり」をテーマに、薬剤師とプロ患者の話を聞いて、
賢いつきあい方をみんなで考えてみましょう。

第2回百草すこやかカフェ
■日時:1月23日(土)15:00-16:30
■場所:百草ふれあいサロン
東京都日野市百草999番地 百草団地ショッピングセンター内
京王バス「百草センター」停留所すぐ
(京王線「高幡不動駅」からバス(高23)で約5分)
■ゲスト:鈴木邦子さん
地域を自転車で回る薬剤師
■ホスト:鈴木信行さん
がんを乗り越え病気を活かすプロ患者
■参加費:無料
■対象:興味のある方どなたでも!
■お申込み方法:お名前・ご連絡先・所属と
「第2回百草すこやかカフェ」参加希望と明記して頂き、
learningful.ageing◎gmail.com
までご連絡ください。
(◎を@に変えてお送りください)

本ワークショップは、JST-RISTEX「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域平成27年度採択プロジェクト企画調査「多世代で共に創る学習プログラム開発の検討」(研究代表者:森 玲奈 帝京大学 高等教育開発センター講師)の一環として開催します。

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【参加者募集】1月25日(月)第4回ブックカフェテラチ「ものがたりと教訓」

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“テラチ”は月に1度、90分だけ開店する見世(みせ)です。

当店では毎月1冊の本を選び

・ゲストによる講義

・参加者同士の談義

の2つのプログラムをご用意しております。

講義と談義は、本の面白さを存分に味わって頂くための企画です。

1冊の書籍から生まれる会話をお楽しみ下さい。

■今月のテーマ

ものがたりと教訓

■種書

イソップ寓話集』(中務哲郎訳 岩波書店 1999

■語り手

上田仁志先生(帝京大学総合教育センター准教授 比較文学・文学理論専攻)

■企画趣旨

イソップ寓話は、動植物の擬人化によって、人間社会への教訓を描く物語集です。紀元前6世紀のギリシャで生まれたこの物語は、やがて日本に伝わり万治年間(1658~60)には仮名草子『伊曽保物語』として刊行されました。

時代・社会の移ろいに伴い、編集されてきた『イソップ寓話集』ですが、イソップの人物像や、その寓話の発生・伝承については知られていません。今回のテラチでは、比較文学・文学理論を研究されている上田仁志先生をお招きし、イソップ寓話を輪読します。

■営業日

1月25日(月)

12:45 開店

13:00〜14:30 営業

■お客様

15名

どなたでもご参加いただけます。

■料金

無料

■場所

帝京大学 八王子キャンパス メディアライブラリーセンター BF1 メディアラウンジ

*22階建ての建物が、目印となります。

■キャンパスマップ

http://www.teikyo-u.ac.jp/hachioji/ssc/map/

■アクセス

•京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」からバス(桜87)で13分

•京王線「高幡不動駅」からバス(高23)で10分

•京王相模原「京王多摩センター駅」/小田急多摩線「小田急多摩センター駅」からバス(多4)で14分

https://www.teikyo-u.ac.jp/access/hachioji.html

■申し込み方法

件名に「第4回ブックカフェテラチ 参加申し込み」と記入し「お名前、ご住所、ご所属」を

bookcafe.terachi◎gmail.com

までお送りください。

(◎を@に変えてお送りください)


【店長】

山田 淳史(帝京大学文学部日本文化学科4年生)

【監修】

佐藤 宏樹(ワークショップデザイナー/青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム17期修了)

【協力】

本ワークショップは、JST-RISTEX 「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域平成27年度採択プロジェクト企画調査「多世代で共に創る学習プログラム開発の検討」(研究代表者:森 玲奈 帝京大学 高等教育開発センター 講師)の一環として開催します。

第4回ブックカフェテラチフライヤ(PDF)

151115.テラチ_FBヘッダー

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【参加者募集中】1月9日(土)演劇ワークショップ「はじめての演劇」

ラーニングフルエイジングプロジェクト内、哲学対話実践でお世話になっている「百草団地ふれあいサロン」(東京都日野市)にて、NPO法人演劇百貨店の柏木陽さんをお迎えして演劇ワークショップ「はじめての演劇」を実施します。

普段の生活を一時離れ、年齢に囚われず、演劇を通して「人と人とが関わる」ことの根っこに触れてみませんか。

参加者募集中です。

身体と頭の体操がわりに、

集まってきた人たちと 気軽に演劇してみませんか。

例えば、しりとりで偶然生まれる 言葉の羅列も、

誰かの話を聞くことも、

全部演劇のタネになります。

その場、その時に生まれることで 遊んでみましょう。


はじめての演劇

■日時:2016年1月9(土)15時から16時半まで

■場所:百草ふれあいサロン

東京都日野市百草999番地 百草団地ショッピングセンター内

京王バス「百草センター」停留所すぐ

(京王線「高幡不動駅」からバス(高23)で約5分)

■ファシリテーター:柏木陽さん(俳優・NPO法人演劇百貨店

■参加費:無料

■対象:興味のある方どなたでも!(動きやすい格好で来てくださいね)

■お申込み方法:お名前・ご連絡先・所属と

「はじめての演劇」参加希望と明記して頂き、

learningful.ageing◎gmail.com

までご連絡ください。

(◎を@に変えてお送りください)

160109.はじめての演劇(PDF)


本ワークショップは、JST-RISTEX「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域 平成27年度採択プロジェクト企画調査「多世代で共に創る学習プログラム開発の検討」(研究代表者:森 玲奈 帝京大学高等教育開発センター 講師)の一環として開催します。

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【参加者募集】12月14日(月)第3回ブックカフェテラチ「出世を誘う、江戸幕府」

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“テラチ”は月に1度、90分だけ開店する見世(みせ)です。

当店では毎月1冊の本を選び

・ゲストによる講義

・参加者同士の談義

の2つのプログラムをご用意しております。

講義と談義は、本の面白さを存分に味わって頂くための企画です。

1冊の書籍から生まれる会話をお楽しみ下さい。

■今月のテーマ

出世を誘う、江戸幕府

■種書

『旗本・御家人の就職事情』(山本英貴著 吉川弘文館 2015)

■語り手

山本英貴先生(帝京大学総合教育センター講師 日本近世史専攻)

■企画趣旨

組織や団体において人材の採用・退職・異動・出向・転籍に関する一切の業務を担うのが“人事”です。人の意欲や能力を活かす人事は組織の要とも言えるでしょう。

こうした問題は江戸時代においても、関心の的にありました。江戸幕府は、人事政策を着々と改革し265年もの間、組織を存続させました。今回のテラチでは、この長寿組織の秘密を学ぶため、江戸時代の政治史を研究している山本英貴先生をお招きします。その後の明治政府にも受け継がれた、江戸式人事戦術の特徴を学びましょう。

■営業日

12月14日(月)

16:15 開店

16:30〜18:00 営業

■お客様

15名

どなたでもご参加いただけます。

■料金

無料

■場所

帝京大学 八王子キャンパス ソラティオスクエア3階アカデミックラウンジ

*22階建ての建物が、目印となります。

■キャンパスマップ

http://www.teikyo-u.ac.jp/hachioji/ssc/map/

■アクセス

•京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」からバス(桜87)で13分

•京王線「高幡不動駅」からバス(高23)で10分

•京王相模原「京王多摩センター駅」/小田急多摩線「小田急多摩センター駅」からバス(多4)で14分

https://www.teikyo-u.ac.jp/access/hachioji.html

 ■申し込み方法

件名に「第二回ブックカフェテラチ 参加申し込み」と記入し「お名前、ご住所、ご所属」を

bookcafe.terachi◎gmail.com

までお送りください。

(◎を@に変えてお送りください)

 

【店長】

山田 淳史(帝京大学文学部日本文化学科4年生)

【監修】

佐藤 宏樹(ワークショップデザイナー/青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム17期修了)

【協力】

本ワークショップは、JST-RISTEX 「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域平成27年度採択プロジェクト企画調査「多世代で共に創る学習プログラム開発の検討」(研究代表者:森 玲奈 帝京大学 高等教育開発センター 講師)の一環として開催します。

 

第3回ブックカフェテラチフライヤ(PDF)

151115.テラチ_FBヘッダー

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【参加者募集中】12月20日(日)P4Eワークショップ 「ラーニングフルエイジング~超高齢社会における学びの可能性」

高齢になってもなお豊かな学びがある――そんな社会を目指して、いろんな世代がつながり、共に語り、共に創るコミュニティーの新たな挑戦。

■コーディネーター

梶谷真司(UTCP)

■講師

森 玲奈(帝京大学)「多世代共創に向けた対話実践の可能性」

■ゲスト

井尻貴子(NPO法人こども哲学おとな哲学アーダコーダ)

百草団地ふれあいサロンの方々「ネットワークで育ちあう!ただいま団地は成長期」

丸山朋子(百草ふれあい協議会副会長)

山口あつ子・福田照子(百草団地ふれあいサロン スタッフ)

■日時

12月20日(日)14:00-17:00

■場所

東京大学駒場キャンパス21KOMCEE(West)303

■参加費

無料

■申し込み方法

事前登録制 

お申し込みはこちらのWebフォームから

※登録なしでもご参加いただけますが、あらかじめ参加人数を把握させていただきたいため、できるかぎり登録をお願いいたします。


【主催】東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属「共生のための国際哲学研究センター」(UTCP)上廣共生哲学寄付研究部門 L3プロジェクト「Philosophy for Everyone(哲学をすべての人に)」

【共催】JST-RISTEXプロジェクト企画調査「多世代で共に創る学習プログラム開発の検討」(研究代表者:森 玲奈)

P4Eワークショップ 「ラーニングフルエイジング~超高齢社会における学びの可能性」フライヤ (PDF)

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【参加者募集】11月23日(月)ブックカフェテラチ

“テラチ”は月に1度、90分だけ開店する見世(みせ)です。

当店では毎月1冊の本を選び

・ゲストによる講義

・参加者同士の談義

の2つのプログラムをご用意しております。

講義と談義は、本の面白さを存分に味わって頂くための企画です。

1冊の書籍から生まれる会話をお楽しみ下さい。

■今月のテーマ

「交流する異文化」〜17世紀のヨーロッパと中国〜

■書籍

『ライプニッツ』(酒井潔著 2008 清水書院)

■ゲストスピーカー

長綱啓典先生(帝京大学総合教育センター講師)

■企画趣旨

文化は、たえず“異質なもの”を取り入れることで発展しています。たとえば近世ヨーロッパ社会は、中国の病理学・治療学や陶磁器・漆工芸の製作技術を吸収することによって医学知識や工藝技術を進歩させてきました。

今回のテラチでは 17 世紀ドイツにおいて、中国の知識を積極的に吸収した哲学者「ライプニッツ」の思想について学ぶため、長綱啓典先生をお招きします。ご近所付き合いから国際関係まで、現代日本はたくさんの異文化が隣り合わせになっています。多様な社会を生き抜く術を、ライプニッツの思想から学びませんか。

■プログラム

①講義 前半30分

『ライプニッツ』読み解き

②談義 後半60分

参加者を交えた歓談

■営業日

11月23日(火)

16:15 開店

16:30〜18:00 営業

■お客様

15名

どなたでもご参加いただけます。

■料金

無料

■場所

帝京大学 八王子キャンパス ソラティオスクエア3階アカデミックラウンジ

*22階建ての建物が、目印となります。

■キャンパスマップ

http://www.teikyo-u.ac.jp/hachioji/ssc/map/

■アクセス

•京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」からバス(桜87)で13分

•京王線「高幡不動駅」からバス(高23)で10分

•京王相模原「京王多摩センター駅」/小田急多摩線「小田急多摩センター駅」からバス(多4)で14分

https://www.teikyo-u.ac.jp/access/hachioji.html

 

■申し込み方法

件名に「第二回ブックカフェテラチ 参加申し込み」と記入し「お名前、ご住所、ご所属」を

bookcafe.terachi◎gmail.com

までお送りください。

 (◎を@に変えてお送りください)

 

【店長】

山田 淳史(帝京大学文学部日本文化学科4年生)

【監修】

佐藤 宏樹(ワークショップデザイナー/青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム17期修了)

【協力】

本ワークショップは、JST-RISTEX 「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域平成27年度採択プロジェクト企画調査「多世代で共に創る学習プログラム開発の検討」(研究代表者:森 玲奈 帝京大学 高等教育開発センター 講師)の一環として開催します。

 

第二回ブックカフェテラチフライヤ(PDF)

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【参加者募集中】11月14日(土)演劇ワークショップ「はじめての演劇」

ラーニングフルエイジングプロジェクト内、哲学対話実践でお世話になっている「百草団地ふれあいサロン」(東京都日野市)にて、NPO法人演劇百貨店の柏木陽さんをお迎えして演劇ワークショップ「はじめての演劇」を実施します。

普段の生活を一時離れ、年齢に囚われず、演劇を通して「人と人とが関わる」ことの根っこに触れてみませんか。

参加者募集中です。

 

 

身体と頭の体操がわりに、

集まってきた人たちと 気軽に演劇してみませんか。

例えば、しりとりで偶然生まれる 言葉の羅列も、

誰かの話を聞くことも、

全部演劇のタネになります。

その場、その時に生まれることで 遊んでみましょう。

 

 

はじめての演劇

■日時:2015年11月14(土)15時半から16時半まで

■場所:百草ふれあいサロン

東京都日野市百草999番地 百草団地ショッピングセンター内

京王バス「百草センター」停留所すぐ

(京王線「高幡不動駅」からバス(高23)で約5分)

 ■ファシリテーター:柏木陽さん(俳優・NPO法人演劇百貨店

■参加費:無料

■対象:興味のある方どなたでも!(動きやすい格好で来てくださいね)

■お申込み方法:お名前・ご連絡先・所属と

「はじめての演劇」参加希望と明記して頂き、

learningful.ageing◎gmail.com

までご連絡ください。

(◎を@に変えてお送りください)

 

151114.はじめての演劇(PDF)

 

本ワークショップは、JST-RISTEX「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域 平成27年度採択プロジェクト企画調査「多世代で共に創る学習プログラム開発の検討」(研究代表者:森 玲奈 帝京大学高等教育開発センター 講師)の一環として開催します。

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「演劇百貨店の干支一回り1 :エンゲキの作り方?」

百草ふれあいサロンでのワークショップ実践でお世話になっているNPO演劇百貨店から、活動12年目の冊子「演劇百貨店の干支一回り1 : エンゲキの作り方?」が刊行されました。

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冊子作成にあたり、<ラーニングフルエイジング>プロジェクトのメンバーである森玲奈(帝京大学高等教育開発センター講師)が、とみやまあゆみさんからインタビューを受けました。
その記事「他者ってだあれ?」を、許可を得て、転載させていただきます。

冊子そのものをご希望の方は、NPO演劇百貨店までご連絡ください。

 


 

「他者ってだあれ?」

 

最近考えていること。

私がワークショップでやろうとすることには、意味があるのだろうか。社会的意義や、参加者がそれを行うことが一体何にいいのかと問われたことがあった。

そこで今回とある団地内のサロンで行われていた「哲学対話」という企画でお会いした帝京大学の森玲奈さんにお話をお伺いし、そこから自分なりに考えたことを書き出してみようと思う。

 

 

1.ワークショップへの関わり

 

私が初めて演劇ワークショップと呼ばれるものに参加したのは、2003年の冬、高校二年生の時。横浜市高校演劇連盟主催のもので、年末年始の10日間、最後に発表会があるというものだった。

その進行をしていたのが、NPO法人演劇百貨店の柏木陽氏であった。その後私は大学に進み演劇を専攻するが、その間も断続的にこのワークショップに関わっていた。

 

大学を卒業する2009年ごろに柏木さんにワークショップに関わりたいと相談し、いろんな場に連れて行ってもらい多くの人との出会いを得た。私が初めて学校現場でワークショップを進行したのは2010年、劇場でワークショップを進行したのは確か2012年だったと思う。対象は高校生、テーマは街で、住宅街を歩き、気になった建物・家の中での他者の生活を想像してみるというものだった。

なぜ私は街(例えば家の中での生活の様子、その人間が感じていること)に興味を持ち、中高生と考えたいと、演劇にしてみたいと思うのだろうか。いわばこの「他者を想像する」ということを、なぜ演劇ワークショップの場で行おうとするのか。このことを考える時に、「社会的意義」や「参加者にとって」を考えすぎて、どこにも行き着けず、何も見えなくなってしまった。

その時、森さんの言葉にハッとした。

 

「私はそういう人たち(多世代の方々)が関わりながらコミュニケーションしている姿が見たい、というのがまず一番最初に動機としてあるので、そういう風景があの団地だと浮かぶ、見てみたい、そんな感じですね、たぶん本当の動機は。でもそれはその過程とかを分析していくと、いろんな学習がコミュニケーションの中で生まれていくでしょうし、それは社会的にも社会に役に立つとかがあるかもしれないんですけど、私にとっては社会に役に立つっていうのは、どっちかっていうとモチベーションとしては後なので。だけど私が見たいって思ってるものは、ほかの人もきっと見て楽しいんじゃないかみたいなそういう気持ちはありますけどね。」

 

とても大切な事を、私はすっかり忘れていた。そうだ、私自身が、他者の生活を、その演劇を、見たいのだ。

私は私を認めたい。信じたい。と思う。だから他者の存在を知りたい。細かに想像して愛したい。認めたい。

 

他者の存在を愛し、認めることが出来たら、自分の事も認められるのではないかという期待がきっとどこかにあるのだ。だって同じ人間は一人としていないのだから。そんなこと私が気づく前から誰かが言っていたし、頭ではわかってる。頭ではわかっていても実感としてわかりづらいから、だから演劇として目の前で見せて欲しいと思うのだ。

演劇は、ある人間の姿を客観的に見せることができる。演劇を見た時に、その人物や状況を「現実にあるかもしれない、いるかもしれない」と信じられたら、その演劇の幕が降りた瞬間から全ては始まる。そこで感じたものに救われたり、自分の人生を見つめ直す視線になる、のではないだろうか。

 

無人島で一人暮らすのではない以上、人と関わることは避けられない。他者を想像するということは、自分も誰かの他者であるという発見になるのではないか。他者を見つめる視線と他者が私を見つめる視線。街の中で出会う相手は、もしかしたら未来の、過去の、もしくはそうなっていたかもしれない自分の姿であるかもしれない。すれ違う他者に対する見方が変われば、社会に対する態度も、自分に対する想いも変わるのではないだろうか。森さんが仰っていた。

 

「期間限定、だからこそ一緒に活動してみるってことが成立するというか、多少の遠慮と多少の緊張感を持って、そこの場所に一緒にいてみるってことを通して、いつも起きないことが起きたりしないかなみたいな、そういう感じですね。多少違和感あると思うんだけど。それがずっとやってるうちに、だんだん日常と、なんか染み込んでいくみたいな、境界がどんどん曖昧になっていったり、日常の方も変わっていくような、なんかそういうことが、演劇には起こせる可能性があるのかなっていう、ふうに思ったりするっていうことですかね。」

 

例えばワークショップに参加してくれた高校生が最後にこんなことを言っていた。「帰り道とか、帰りの電車の中で、人を見る見方が変わった」。私は、ワークショップの場はきっかけであると思っている。ここでの出来事をきっかけにして、参加者本人の価値観や人生が、さらに影響を受けたその周りの人の生活まで、まるで乱反射のように、ちょっとでもステキになったらいいと思う。

 

 

2.なぜそれを高校生と?

 

私は高校生の時、今以上に息苦しさを感じていた。彼らの世界は非常に狭いと思う。学校と家庭とは別の世界が持てたら。相手が変われば、それによって引き出される自分も変わる。多くの他者と出会うことは、多くの自分と出会うことと言えるのではないだろうか。

 

高校生の時、初めての演劇ワークショップで「あなたは何がしたいのか/したくないのか」ということをしきりに聞かれた。そんな事を強く聞かれることは、それまでの私の経験にはなかった。何となくやり過ごさせてもらう事は出来ない。それが辛い瞬間も確かにあったけれど、そのことによって変化したこともある。

ワークショップとは、何かが変化していく過程ということだろうか。自分たちの新しい価値観を生み出す場としての働きもあるのかもしれない。街を見て切り取った演劇が今の彼らに見えている街、社会だということか。「いま私たちには社会がこう見えています」と。

 

社会で暮らしているのは中高生だけではない。様々な年齢、職業、立場の人が混在している。『人はたぶん、死ぬ直前までずーっと変化し続けていくはずで、変化を、変化そのものを学習だというふうに考えるのならば、死ぬまで学び続けているはず』だとしたら、どの世代の人とも演劇をつくりたい。私がワークショップの場で見たい演劇は、ある人間の一瞬だ。それはきっと他者にとってステキな演劇ではなかろうか。

 

「やっぱりワークショップっていうのは根底にあるのは、実際にやるアクティビティのことではなくて、本質に実験的な精神だったりとか、協働して何か新しいものをつくって、見えないものを見ていくことだったりとか、つくっていくプロセスの中でそれぞれ個々人が、今までの過去と今の自分を結び付けて、結び付けながら学んでいくことだったりとか、そういうとこに本質があると思っているので」

 

私は明日が少しでも良いものになったらいいと、心の底から思っている。

森先生、貴重なお時間を頂き、ありがとうございました。

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2015-06-23 (火)
2015年ほのぼの研究所設立記念講演会・ワークショップ

超高齢社会を迎えた日本。社会保障制度上、高齢者を若者・次世代が支えますが、元来、社会の中で、高齢者は若者・次世代を支える役割を担ってきました。ほのぼの研究所では、そのような未来社会に向けて、行政、企業、大学、地域活動に携わる方を迎え、実現方法について討議してきました。

ほのぼの研究所は、東葛テクノプラザと共催で、その経過を報告すると共に、参加頂く皆様と共に考える場を設けます。是非、ご出席頂きたく、ご案内申し上げます。

PDF版 ほのぼの研究所設立記念講演会・ワークショップチラシ

ほのぼの研究所設立記念講演会・ワークショップ

「高齢者が若者・次世代を支える社会 ~ 社会的交流から考える共想法~」

日時:2015年6月23日(火)13:30~16:00(12:45開場)

場所東葛テクノプラザ 1F 多目的ホール(柏市柏の葉5-4-6)

定員70名(申し込み先着順)/参加費:無料

交流会

日時:2015年6月23日(火)16:15~17:30 参加費:1000円

●お申し込み方法:

参加ご希望の方は、以下の参加申込書にご記入の上、下記ほのぼの研究所事務局宛に、Eメールにてお申し込み下さいますようお願い致します。定員に達するまで、申込を受け付けます。

NPO法人 ほのぼの研究所 事務局

〒277-0882 柏市柏の葉6-2-1

(Eメール): frioffice’at’fonobono.org(‘at’を@におきかえてお送りください)

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【2015年設立記念講演会・ワークショップ/交流会】

<参加申込書>

★講演会・ワークショップ( 参加/不参加 )

★交流会( 参加/不参加 )

ご氏名

ご所属(ございましたら)

メールアドレス

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