ラーニングフルエイジング プロジェクト - 高齢化社会に向けた学びの可能性

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7/23開催 第11回 ラーニングフルエイジング研究会「地域包括ケアの担い手を考える-人間中心のケアとまちづくりに向けて-」

 

本研究会はこれまで「死ぬまで学び続け成長する存在」として高齢者を位置づけ、高齢者を取り巻く居住、健康、社会参加などに関わる現状と課題を検討してきました。

高齢化が進み、疾患構造が変化するなか、虚弱な高齢者、複数の疾患や障害を抱えながら生きる方々の増加を背景として、地域を基盤とする統合ケアは、我が国のみならず、特に90年代以降の欧米各国におけるヘルスケア・ソーシャルケア改革に共通するチャレンジとなってきました。

今回は、地域包括ケアシステムをめぐる潮流、ケアの担い手にかかわる施策や研究動向、国内外の事例を概観し、患者・専門職という顔・関係性を突き抜けた人間中心のケアとまちづくりに向けた移行について考えていきます。

みなさまのお申し込みをお待ちしております。

■ゲストプロフィール

堀田聰子(国際医療福祉大学大学院・教授)

東京大学社会科学研究所特任准教授、ユトレヒト大学客員教授兼オランダ社会文化計画局研究員、労働政策研究・研修機構研究員を経て2015年4月より現職。博士(国際公共政策)。社会保障国民会議サービス保障分科会、地域包括ケア研究会委員等を経て、社会保障審議会介護給付費分科会及び福祉部会等において委員を務める。

■日時:2015年7月23日(木)18:00-20:00
■場所:東京大学大学院情報学環・福武ホール
地下2階ラーニングスタジオ2
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access/
■定員:20名(先着)
■参加費:無料
■お申込み方法
http://goo.gl/forms/EbEj973TJe
からフォーム記入でお申し込みください
■お申込み締切
2015年7月15日(水)
■お問い合わせ先
ラーニングフルエイジング研究会 運営事務局(園部友里恵/東京大学大学院情報学環 特任研究員)
Mail: (※[at]を@に変えてお送りください)
learningful.ageing[at]gmail.com


■ラーニングフルエイジング研究会とは?

この研究会は、ミネルヴァ書房から2015年度刊行予定の書籍『ラーニングフルエイジング 高齢化社会に向けた学びの可能性』(仮題)との連動企画です。
本書では、死ぬまで学び続け成長する存在として高齢者を位置づけ、高齢者特有の学習課題に焦点を当てます。そして、多様な高齢者像の視点に立ちながら、高齢者の学習にはどのような方法をとりうるか、国内外の豊富な取材事例を盛り込みながら、研究者・実務家との領域横断的な議論で検討することを試みます。この研究プロジェクトは、東京大学大学院 情報学環・福武ホールと医療法人医凰会との共同研究の一環として開催しています。

(企画責任者:森玲奈/帝京大学高等教育開発センター講師・東京大学大学院情報学環客員研究員)