ラーニングフルエイジング プロジェクト - 高齢化社会に向けた学びの可能性

ワークショップ
開催日:2015年10月20日

第1回 ブックカフェ テラチ「学生と街、縁結び。」

10月20日(火)16:30~18:00に、帝京大学の図書館にて「第一回ブックカフェテラチ『学生と街、縁結び。』」を開催致しました。

今月はゲストに帝京大学の佐藤宏樹先生をお招きし、書籍『コミュニティデザインの時代(山崎亮著 2012 中央公論新社)』を読み解きました。

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当日は12名の参加者にお集まり頂き、学生、教員方のみならず、大学付近にお住まいの方がお越しくださりました。
この帝京大学にて、若者からご年配の方までが語り合う場を設けられたこと、大変光栄に思います。佐藤先生、ご協力頂いた先生方、そしてお集まり頂いた皆様、大変ありがとうございました。

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「ブックカフェ テラチ」は、毎月一回九十分だけ開店する見世(みせ)でありながら、そのときの時候や時事に合わせてお選びした本と、そこから生まれる会話を楽しむ催しでございます。一冊の本を存分に味わって頂くために、当店では『講義』と『談義』の二種のプログラムをご用意致しました。

前半の『講義』では、大学教員をゲストに招いた三十分のトークライブを行い、一冊の本を読み解きます。後半の『談義』では、トークの内容を深め、新しい理解を進めるために、参加者の皆様と言葉を交えます。聴くもよし、話すもよし、「テラチ」では会話が向かおうとする『その道中』をお楽しみください。  

実をいいますと、てらちの『ち』は道を意味する言葉です。古代日本語において『ち(路)』という言葉は、みち(道)を意味しておりました。てらちには『照らす道』という意味を込め、この店名を名づけました。道草が太陽に照らされ萌え出ずるように、一冊の本から芽吹く会話をお楽しみ頂ければ幸いです。

〔主催:帝京大学文学部4年山田淳史〕


本ワークショップは、JST-RISTEX「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域 平成27年度採択プロジェクト企画調査「多世代で共に創る学習プログラム開発の検討」(研究代表者:森 玲奈 帝京大学高等教育開発センター 講師)の一環として開催しました。