ラーニングフルエイジング プロジェクト - 高齢化社会に向けた学びの可能性

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【参加者募集】3/16(水)開催 第14回ラーニングフルエイジング研究会「多世代で共に創る学習プログラムのデザイン」

<ラーニングフルエイジング>プロジェクトは、これまで東京で研究会を開催してきました。この度、初めて東京を離れ、京都で研究会を開催します。

第14回にあたる今回は、統括を務めます森玲奈(帝京大学高等教育開発センター講師)が、現在取り組んでいる研究「多世代で共に創る学習プログラムのデザインの検討」を中心に、実践や調査の成果を報告します。
森らは、2013年から<ラーニングフルエイジング>プロジェクトを始めました。その中で、国内外、様々な生涯学習の場を視察してきました。その視察も踏まえ、2015年、JST社会技術開発センターの持続可能な多世代共創社会のデザイン」という領域で、現在、東京都日野市にある百草団地をフィールドとし、大学生〜80代の方までの間でもまれながら、多世代共創型学習プログラム(ワークショップ)の開発に向けて研究しています。テーマは、哲学対話、健康情報、住まい方、芸術文化、と多岐に渡ります。RISTEXのプロジェクト企画調査として採択されて現在に至る中で、沢山の市民、実践者、そして異分野の研究者から刺激を受けました。今回は、このプロジェクトの中で、これまで見てきたこと、考えたことをお話します。年度末のお忙しい時期に恐縮ではございますが、お申し込みをお待ちしております。

 

■登壇者プロフィール
森玲奈(もり・れいな)
帝京大学高等教育開発センター講師/東京大学大学院情報学環客員研究員。
東京大学大学院学際情報学府博士課程満期退学。東京大学大学院情報学環特任助教を経て現職。博士(学際情報学)。学び続ける人とそれを包み込む社会に関心を持ち、ワークショップ・カフェイベント・問題解決型学習(PBL)の研究を中心に、生涯学習に関する研究と実践を続けている。主な著作は『ワークショップデザインにおける熟達と実践者の育成』(単著、ひつじ書房)など。
個人HP:http://harinezuminomori.net/

 

■<ラーニングフルエイジング>プロジェクトとは?
現在、日本の平均寿命は世界一の水準にあります。そして、少子化により、歴史上経験したことのない速さで超高齢社会を迎えました。本プロジェクトでは、エイジング(個人の加齢、社会の高齢化)に関する諸問題を、生涯学習の課題として捉え、研究・実践を行うことを目的としています。人間を死ぬまで学び続ける存在として捉え、揺りかごから墓場まで学び続ける社会について、生涯学習と他領域とのクロスオーバーで研究・実践を進めます。多世代が共生すること、一人でいるより誰かといることが沢山の学びを生み出すエンジンになる。学び溢れる「ラーニングフルな社会」を創るというビジョンに向け、真摯に取り組んでいけたらと考えています。

 

■日時:2016年3月16日(水)19:00-21:00
■場所:鍵屋荘(京都市内)
https://www.facebook.com/kagiyaso/timeline
地下鉄五条駅から徒歩5分
※来訪型シェアスペースのため参加希望者のみ場所詳細をお知らせします。
■定員:20名(先着)
■参加費:無料
■お申込み方法:「お名前・ご所属・連絡先・参加を希望された理由」をお書きいただき、下記メールアドレスまでご連絡ください。
learningful.ageing[at]gmail.com
(※[at]を@に変えてお送りください)
■お申込み締切:2016年3月8日(火)
■お問い合わせ先:ラーニングフルエイジング研究会 運営事務局(河田承子/聖心女子大学大学院)
Mail: (※[at]を@に変えてお送りください)
learningful.ageing[at]gmail.com

■企画責任者:森玲奈/帝京大学高等教育開発センター講師・東京大学大学院情報学環客員研究員■企画協力者:村上正行/京都外国語大学マルチメディア教育研究センター教授

フライヤ(PDF)をダウンロード


本研究会は、JST-RISTEX「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域平成27年度採択プロジェクト企画調査「多世代で共に創る学習プログラム開発の検討」(研究代表者:森 玲奈 帝京大学 高等教育開発センター講師)の一環として開催します。

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【講演会】地域社会における多世代交流と教育の役割

20160320_ラーニングフルエイジング講演会ポスター縮小版

超高齢社会の問題を「学び」の視点から捉える本プロジェクトにおいて、「学び」とはいわゆる学校で行われるような、教える人と教えられる人に分かれるような教育とは違います。

それは、いろんな世代や立場の人たちが関わり合うことでお互いに学ぶことです。そのような観点から見れば、逆に学校をそうした場に開いていくことも、地域コミュニティを学びの場に変えることも、重要な課題となります。

今回は、宮崎の高千穂・五ヶ瀬を中心に、地域性に根ざしながら、グローバル時代に対応した教育を支援しているNPO法人グローカルアカデミー代表理事の田阪真之介さんと、昨年宮崎の高千穂地域が世界農業遺産に認定されるさいに貢献した五ヶ瀬中等教育学校の宮嵜麻由香さんを迎えてお話いただき、地域社会における多様な人たちの協働の学びについて考えます。


■日時:2016年3月20日(日)13:00~15:00 

■会場:東京大学駒場キャンパス 18号館 コラボレーションルーム1

■ゲスト:
田阪 真之介
(NPO法人グローカル・アカデミー代表理事・宮崎大学客員准教授)
「地域を起点に世界とつながる教育の活動報告」

宮嵜 麻由香
(五ヶ瀬中等教育学校6年生)*高校3年生に相当 
「私の地域での活動と今後の計画」

■参加費:無料|要事前登録

■参加申込方法:
こちらの申込フォームよりお申し込みください。
(Googleフォームのページに移動します。)

■主催:東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属「共生のための国際哲学研究センター」(UTCP)
■共催:JST-RISTEX研究開発プロジェクト「多世代で共に創る学習プログラム開発の検討」(研究代表者:森 玲奈)
■企画:梶谷真司(UTCPセンター長、大学院総合文化研究科教授)

 

ポスター(PDF)をダウンロード

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【参加者募集】第3回百草すこやかカフェ「ふれあい共想法体験ワークショップ」

CIMG5351共想法写真を撮って会話を楽しみながら、認知機能を多面的に活用する方法「共想法」を体験するワークショップです。

共想法は、高齢者が、認知機能を使わないことによって引き起こされる機能低下を防ぎ、認知症にならないために、どんなことを話そうか意識して計画して考える、最近の体験を意識して話題にする、会話をするときも注意を切り替えながら話す、話しながら聞くといった会話を手法化したものです。

参加者は、テーマに沿った写真を撮影し、持ち時間以内に、撮影した写真を使って互いの体験について語り合います。世代の異なる人同士が世代を超えてコミュニケーションする手法としても活用されています。


ふれあい共想法体験ワークショップ

■日時:3月2日(水)16:00-18:00

■場所:百草ふれあいサロン

東京都日野市百草999番地 百草団地ショッピングセンター内

■アクセス:京王バス「百草センター」停留所すぐ

(京王線「高幡不動駅」からバス高22「聖蹟桜ヶ丘駅行」or 高23「帝京大学構内行」で約7分)南口方面にある1番乗り場から乗車

■ファシリテーター:大武美保子(おおたけ・みほこ)

千葉大学大学院工学研究科人工システム科学専攻 准教授

1998年東京大学工学部卒業、2003年東京大学大学院工学系研究科修了、博士(工学)。東京大学特任助手、講師、助教授、准教授を 経て、2012年より現職。認知症の祖母との会話をきっかけに、双方向会話による認知症予防研究に取り組む。2008年、市民と産官学が連携する研究拠点 としてNPO法人ほのぼの研究所を設立、代表理事・所長を務める。主著は、『介護に役立つ共想法』(中央法規出版、2012)。

参加費:無料

■対象:興味のある方どなたでも!

■応募締め切り:2月17日(水)まで

お申込み方法:

1. 件名に「ふれあい共想法体験ワークショップ」参加希望と明記

2. 本文中に「氏名(ふりがな)・年齢・連絡先・所属」を記入

3. テーマ「断捨離(これを機に捨てたもの)」に合わせた写真を1枚撮影して頂き、その写真データを添付

learningful.ageing◎gmail.com

までご連絡ください。(◎を@に変えてお送りください)

※ 今回のイベントは事前申し込みと事前課題への取り組み(写真データ撮影)、会話データ分析研究への同意が必須となりますので、ご了承ください。

第3回百草すこやかカフェのフライヤ


本ワークショップは、JST-RISTEX「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域平成27年度採択プロジェクト企画調査「多世代で共に創る学習プログラム開発の検討」(研究代表者:森 玲奈 帝京大学 高等教育開発センター講師)の一環として開催します。

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【参加者募集】2月24日(水)「セルフポートレートワークショップ」

12633269_1158705207482609_1569988668_o写真家の栗原論さんをゲストにむかえて、自分のタイミングでシャッターをきるセルフポートレートとプロが撮影するポートレートの撮影会を行います。

自分を客観的に見ると新しい発見があるもの。1人やグループで撮ったりしながら、色々な視点から撮影した写真を見比べて、みんなでセルフポートレートを楽しみましょう。


セルフポートレートワークショップ

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■日時:2016年2月24日(水)14時~16時

■場所:帝京大学八王子キャンパス ソラティオスクエア3階アカデミックラウンジ

*22階建ての建物が、目印となります。

キャンパスマップ http://www.teikyo-u.ac.jp/hachioji/ssc/map/

■ゲスト:栗原論(くりはら・おさむ)

1981年京都市生まれ。東京工芸大学芸術学部写真学科卒業。2010年 写真家四人で4×5 (SHI NO GO)を立ち上げる。エディトリアル、広告、CDジャケットなど多岐にわたって活動中。スナップショットの集積が生み出す運動性に興味を持ち続け、制作を続ける。

■ファシリテーター:大西景子(おおにし・けいこ)

英国ノッティンガムトレント大学より武蔵野美術大学芸術文学科に編入。卒業後、国立西洋美術館にて対話式鑑賞法の研究、鑑賞補助ツール”びじゅつーる”開発に携わる。株式会社CSKホールディングスに入社。こどもを対象としたワークショップ、キットの開発を行う。独立後、2008年SODA design researchを設立。イベント企画、ワークショップデザイン、ラーニングキット開発に関わりながら箱のお店のBOX&NEEDLEをオープンさせる。

■参加費:無料

■お申込み方法:お名前・ご連絡先・所属と「セルフポートレートワークショップ」参加希望と明記して頂き、

learningful.ageing◎gmail.com

までご連絡ください。

(◎を@に変えてお送りください)

■アクセス:

京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」からバス(桜87)で13分

京王線「高幡不動駅」からバス(高23)で10分

京王相模原「京王多摩センター駅」/小田急多摩線「小田急多摩センター駅」からバス(多4)で14分

https://www.teikyo-u.ac.jp/access/hachioji.html


本ワークショップは、JST-RISTEX「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域 平成27年度採択プロジェクト企画調査「多世代で共に創る学習プログラム開発の検討」(研究代表者:森 玲奈 帝京大学高等教育開発センター 講師)の一環として開催します。

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【参加者募集】2月13日(土)ワークショップ「お話をつくるお茶の会」

夢の中で見たありえないような世界、昔誰かと話しながら大笑いした話、はっとひらめいた自分でも驚くようなストーリー
 
みんなそれぞれに自分の中に眠るお話をもっているのではないでしょうか。そんなたくさんのお話を組み合わせれば、思いもつかなかった特別なストーリーや世界が生まれるはず…!
そんなみなさんのお話を共有しながら掛け合わせていくのが今回のワークショップです。想像すること、笑うこと、生み出すこと、そんなことを一緒に楽しみたいと思っていますのでお気軽にご参加下さい。

お話をつくるお茶の会

 
■概要:
お題についてみなさんと語り合いながらお話をつくります。そしてお話の世界を紙素材を使いながら上演します。
 
■日時:
2016年2月13日(土)15時から16時半まで
 
■場所:
百草ふれあいサロン
東京都日野市百草999番地 百草団地ショッピングセンター内
京王バス「百草センター」停留所すぐ
(京王線「高幡不動駅」からバス(高23)で約5分)
 
■ファシリテーター:
久保田舞(NPO法人Collable
 
■参加費:無料
 
■対象:興味のある方どなたでも!
 
■お申込み方法:
お名前・ご連絡先・所属と「お話をつくるお茶の会」参加希望と明記して頂き、
learningful.ageing◎gmail.com
までご連絡ください。
(◎を@に変えてお送りください)

本ワークショップは、JST-RISTEX「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域 平成27年度採択プロジェクト企画調査「多世代で共に創る学習プログラム開発の検討」(研究代表者:森 玲奈 帝京大学高等教育開発センター 講師)の一環として開催します。